珍品名品紹介コーナー 街中トレジャーハント!


2011.11.22 OA


宝島さぁ、今週も始まりましたよ、街中トレジャーハント!前回は意外や意外、驚きの星二つ!
教授「一つだと思ってたのに、二つももらえた!」と。
宝島逆ですよ!もうね、「評価がおかしい」とか「教授の独断だ」とか、客観性を疑うお便りが来てましたよ。
助教授このお便り、送り主住所が宝島くんの家・・・
宝島ん?そ、そうかな?
助教授筆跡も同じ・・・
宝島さ、さぁ!今週こそは星五つを目指して!ね!?
助教授うわ、最低だ。
教授あのね、ここは客観的な商品価値を評価する場ではないのだ。先週も言ったが、宝島くんがいかに『アピール』できたか、だからね。
宝島くっ・・・今回は自信ありますよ。今回の宝物は、これだ!


第二の宝物   アドベントカレンダー

全長30cm程度/紙製


教授達・・・何?
宝島ほら、もうすぐ11月も終わりでしょ?そしたらすぐにクリスマスじゃないですか。クリスマスグッズで何かないかなと思ってたら、これを見つけまして。
教授まぁこの形だからクリスマス関連なのはわかるが。
助教授数字がランダムに並んでて、引き出しになってて・・・
宝島あれあれ?ふふ、ご存知ないんですか?アドベントカレンダーってヤツですよ。
教授あぁ、アドベントカレンダーか。
助教授なんです、それ?
教授アドベントっていうのはイエス・キリストの誕生を待ち望む期間のことで、「到来」を意味するラテン語の「Adventus」からきてる。日本語なら「降臨節」とかって言い方もするな。で、待望のイエス・キリストの誕生日(=クリスマス)までをカウントするためのカレンダーが「アドベントカレンダー」。アドベントの期間の数え方は宗派によって違うらしいけど、一般的には12月25日に一番近い日曜日から数えて四週間前の日曜日から始まるそうだ。アドベントカレンダーも本来はその期間のものなんだが、まぁ今では多くは12月1日〜24日の期間になっているね。この宝物もそのようだ。
宝島・・・・・そういう事です。
助教授知らなかったでしょ!
宝島そうですよ!いけませんか!?
助教授開き直った・・・!
宝島そういう事なんです!キリストの、ね!待ち望むのです!で、ほら、見てください!



日付の書かれた引き出しの中。
なにやら入っているようで・・・



宝島例えば12月1日になったら、「1」って書かれた引き出しを開けるわけです。すると中にはちょっとしたお菓子が!
助教授へぇ、面白い。
宝島ね、毎日楽しいでしょ?
教授まぁ一般的なアドベントカレンダーだな。
宝島教授!
助教授あ、そうなんですか?
教授うん。日付のところが開けられるようになっててお菓子やおもちゃが入ってたり、聖書に出てくる言葉が書いてあったり。自分で中身を入れられるタイプもあるらしいな。
助教授なんだ。別に希少価値ないじゃん。
宝島教授ぅ・・・
教授いや、私を責められても。
助教授それにこれ、一応はカレンダーなんでしょ?日付がランダムに並んでるのはなんなの。今日がどこか探さなきゃならないし、不便じゃん。
宝島助教授!いいトコに気がつきましたね!そこがこの宝物の最大のウリ!この引き出しね、裏に絵が描いてあるんですよ!
教授ほう。
宝島で、お菓子を取り出したら、その引き出しを逆にして(絵が描いてある面を前にして)また入れる。そうすると一日過ぎるごとに少しずつ、絵が完成していくわけです。
教授なるほど、そしてクリスマスに絵が完成する、と。
助教授ランダムに数字が並んでいるのもそのためなんですね。出来るだけ最後まで何の絵なのかわからないように、と。
宝島そう!ね、ワクワクするでしょ?お菓子がもらえる嬉しさと、絵が完成していくワクワク感と。それが最高潮に達した時、クリスマスが訪れる!
教授なるほど!いいね!
助教授そういうの好きです♪
宝島お!好感触!
教授では・・・



引き出しを開けようとする教授から、カレンダーを奪い守る宝島氏。


宝島ちょちょちょ!なんで開けようとしてんすか!
教授いや・・・だって開けて引き出しの裏を見てみないとわかんないじゃないか。
助教授そりゃそうですね。
宝島勘弁してください!これ、僕が自腹切って、その、発掘費用払ってるんですから!12月1日までは開けちゃダメです!
教授達えぇ〜・・・



意地になる宝島氏。


宝島「えぇ〜」って、だって・・・僕のワクワク感を奪わないでくださいよ。
教授達・・・・・
宝島黙るなっ!あの、ね、いいじゃないですか。だいたい伝わったでしょ?
教授現物を見ないで鑑定はできんよ・・・
助教授宝島くんってそういうトコあるよね・・・
宝島え、これ俺が悪いですか・・・?だって教授、開けるとなったら全部開けるでしょ?
教授うん。
宝島なんだこの「当然です」って顔。
教授だって全部開けてひっくり返してみないとどんな絵が描かれてるのかわかんないじゃん。
宝島だからそれがわかったら僕は困るんですって!
助教授いいじゃん、小物入れかなんかとして使えば。
宝島それもう全然アドベントじゃない!
教授「開けちゃダメ なぜならこれは カレンダー」
宝島なんだその川柳!
助教授『カレンダー』と『彼んだ(彼のものだ)』をかけてるわけですね!
宝島全然うまくねぇよ!
助教授教授、そろそろお時間です。
教授うむ。では今日の宝物について評価をくだそう。
宝島くそ、意味わかんないオチに持ってかれた・・・お願いします!
教授うむ。今日の評価は・・・








教授星三つ!
宝島えぇっ!?
宝島なんで!
教授川柳の出来がな・・・
宝島そこ!?
助教授だって宝島くん、肝心なトコ見せてくれないし。
教授一番のウリを見せられないとか言われちゃなぁ。
宝島ぐぅ、途中好感触だったのに・・・わかりました。いつか!満場一致で星五つをいただける事を目指して!次の宝物を探しに、旅に出ます!
教授うむ!期待しておるぞ!
助教授いってらっしゃ〜い。


<発見された遺跡>
 無印良品 マリエとやま店
(富山市桜町1-1-61 マリエとやま五階)

<発掘費用>
 2310円(税込)

<評価>
 ★★★☆☆(3ポイント)

<講評>
 楽しみを独り占めされてしまったので。(宇野津教授)




『絵柄が完成しても絶対に見せてあげませんから!』と憤る宝島氏。
見せてくれないそうなので、興味のある方はご自身で発掘に行ってください。


次項      山菜ソフトストラップ    ≪   アドベントカレンダー   ≫    おもしろ孫の手      前項

| 「宝物リスト」へ | タギラジ!ページへ戻る | このページの最初へ |

このコーナー内での発言、評価は商品に対する批評ではなく、あくまでも『宝物』としてどうかというコーナー内独自の基準に即したものです。
特定の商品、企業への称賛、または批判を目的としたものではありません。