2011.11.15 OA

宝島	はい、というワケで始まりました街中トレジャーハント！このコーナーでは、え〜・・・街中で、私が・・・その・・・
教授	宝島くんが街中で発見した様々な宝物を皆さんに紹介し、それを私と浦本が五段階で評価するという事だね。
宝島	それです。
助教授	宝物より彼のトークが心配です。
教授	宝物に対する評価は、宝島くんがいかにその宝物の素晴らしさをアピールできたかにかかっているわけだからね。
宝島	任せてください！今回の宝物は、これだ！
第一の宝物　　　おもしろ孫の手 全長20cm程度／竹製
教授達	ちっちゃ！
宝島	いきなり否定から入らないでくださいよ！
教授	だって、え、孫の手って手が届かないトコに触れるためのモノでしょ？
助教授	ほとんどリーチが伸びてない。
教授	持ち手部分を手で持ってしまったらほんの数cmしか出ないぞ。
宝島	いや、いやいや。教授ともあろうお方が情けない。
教授	なんだと？
宝島	この孫の手のおもしろ部分はここからです。なんとこの孫の手、リーチが伸びるのですよ！
教授達	ほう！
伸びた！しかし短い！
教授達	みじかっ！
宝島	仕方ないじゃないですか、元が短いんだもの！
助教授	認めましたよ教授！
宝島	しまった！
教授	えっと、全長・・・ボールペン二本。
教授のボールペンと比較。
宝島	ほんのボールペン二本分が届かなくてイライラする時とかあるじゃないですか！
教授達	・・・・・
宝島	黙るなっ！あの、ね、いいトコを探しましょう？
教授	だってこれ、なんかもう肝心の手の部分（先端、痒い部分を掻くために曲がっている部位）もすげぇ小さいし。
宝島	『孫』感を大事にしてるんですよ！幼子の方がかわいいでしょ！
手の部分。申し訳程度に指をイメージさせる溝がつけられている。
助教授	使い道ない気がするなぁ・・・
宝島	な、なんかないですか教授！
教授	う、うむ・・・まぁ仮説としてはだ。こう、二人の人間が机を挟んで対面に座り、商談していたとする。
宝島	はい！
教授	相手が例えば、鼻が痒くなったようなそぶりをした。そこですかさず！スーツの内ポケットに忍ばせていた『おもしろ孫の手』を！
宝島	伸ばす！
教授	机越しに、相手の鼻を掻いてあげる！
宝島	それだ！伸縮式の利点を生かして、商談成立、
助教授	するかいっ！
宝島	えぇっ！？
助教授	しないしない。
宝島	「あぁ、なんて気の利く人だろう。よし、鼻を掻いてくれたこの人と契約しよう♪」って。
助教授	なるかっ！鼻は自分で掻かせてください。恥ずかしい。
教授	ではこんな仮説。
宝島	おぉっ！
教授	宝島が発掘作業をしてます。突然、天井や壁が崩れ、生き埋めに！
宝島	なんてことだ！
教授	ところが、胸ポケットにはこの『おもしろ孫の手』が！伸ばした孫の手を瓦礫と瓦礫のわずかな隙間から・・・「ここだよ！僕はここにいるよ！」
宝島	防災グッズだったのか！どうです助教授、この仮説！
助教授	その用途で使うには、手が『孫感』を出しすぎてますよね。小さすぎて目立たない、見えない。
宝島	愛らしすぎたか・・・
助教授	教授、そろそろお時間です。
教授	うむ。では今日の宝物について評価をくだそう。
宝島	お願いします！
教授	第一回だから、甘めにしようと思う。今日の評価は・・・

教授	星二つ！
宝島	えぇっ！？
助教授	なぜ驚く・・・
宝島	だって「甘めに評価する」って言うから！
教授	甘めでこんなもんだろう。
助教授	何を期待したんですか。
宝島	ぐぅ・・・わかりました。いつか！満場一致で星五つをいただける事を目指して！次の宝物を探しに、旅に出ます！
教授	うむ！期待しておるぞ！
助教授	いってらっしゃ〜い。

＜発見された遺跡＞ 　100円ショップポピア　ハロー店 （富山市五福三区5160　ショッピングセンターハロー二階） ＜発掘費用＞ 　105円（税込） ＜評価＞ 　★★☆☆☆（2ポイント） ＜講評＞ 　使えそうで使いづらい。でもそこがたまんない。（宇野津教授）

活用してやる、と躍起になる宝島氏。でもそこは、手、届きますよね・・・？

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