宝島 |
さぁ、今週もやってきましたトレジャーハント!年内最後の放送という事で、今年を気持ちよく終えるために今日こそは星5つを目指します! |
助教授 | 今日は加藤助手も来ています。 |
助手 | よろしくお願いします!初コーナー、緊張してます! |
宝島 | 加藤さんはきっと僕に優しくしてくださると信じてます。ね! |
助手 | あ、ごめん、聞いてませんでした。 |
宝島 | ベタな返しをされた!くっ、まぁいいです。宝物で見返してやりますよ!というわけで今日僕が用意したのは、なんと、 |
教授 | 待ちたまえ! |
宝島 | ちょちょちょ・・・話の腰折らないでくださいよ。なんですか。 |
教授 | すまんが今日は・・・私が持ってきた! |
宝島 | なんですとっ!? |
助教授 | おぉ、教授自らがお宝を!? |
宝島 | え、それ、アリなんすか?コーナーの趣旨違いません? |
助教授 | まぁいいんですよそこは適当で。 |
宝島 | そんな、あれ、僕の持ってきたお宝は!? |
教授達 | 残念!また来年! |
宝島 | おい!!! |
教授 | まぁいいじゃないか。たまにはゆずってくれ。 |
宝島 | はぁ・・・もういいです!じゃあ今日は僕が評価する側ですね!ケチョンケチョンにしてやりますよ! |
教授 | うむ。では・・・今日のお宝は、これだ。 |
番外の宝物 手作りクリスマスケーキ
21cm丸型/レアチーズケーキ
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宝島 | ・・・え。 |
教授 | 作ってきた。 |
宝島 | えぇぇぇぇ!?!?!? |
教授 | 今年は時間もなかったし割とシンプルなのになったけど。 |
助教授 | 美味しそう! |
宝島 | 手作りとかアリっすか!?『街中』じゃないじゃん! |
教授 | ウチの台所だって街の中だ。 |
宝島 | 屁理屈だ!なんか言ってやってください、助教授! |
助教授 | さぁ、切り分けましょうね〜♪ |
宝島 | うわ、ここ完全にアウェイだ! |
助手 | 美味しそうなお菓子に女の子は弱いんですよ♪ |
宝島 | 教授ぅ・・・ |
教授 | 今日は加藤も来ると聞いてな。女の子多いしクリスマス近いし、ちょっと作ってみようかなぁと。 |
宝島 | なんなんすか、その女子力の高さ。 |
助手 | これ、周りがオシャレですね。 |
教授 | 森永製菓の『小枝』ってチョコ菓子があるだろ。あれを周りに張り付けただけなんだけどな。それだけで見た目の可愛さがあがる。 |
助手 | 「だけ」とか言って、細かく高さ変えてあったりしてるじゃないですか。 |
教授 | キレイに高さが揃ってるより、その方がそれらしいだろ。 |
助手 | そうですね。こうして『小枝』で囲ってあると、レアチーズの部分が雪原に見えてきます。柵の向こうに広がる、まだ誰も立ち入っていなくて足跡ひとつない雪景色。 |
教授 | ・・・・・・ |
宝島 | ・・・・・・ |
助手 | ・・・なんですか? |
教授 | おい宝島、こいつ意外といいコメントするぞ! |
宝島 | 負けません!あの、白い、白・・・いのがね、いいね。 |
教授 | ダメだこいつ! |
助教授 | さぁ、切り終わりましたよ♪ |
一人一切れ、食べながらのトーク。
ん?土台とチーズの間に、何かある・・・?
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助教授 | 教授、これ、なんです?何か入ってますね。 |
教授 | あぁ、砂糖で甘く煮たリンゴを敷いてある。 |
助教授 | 美味しそう!いただきます! |
教授 | 初めて作ったレシピなんだが、どうだろう? |
助教授 | 美味しい・・・!甘さも酸味も、ちょうどいいです! |
教授 | よかった。地産地消という事で、今回は魚津産のリンゴを使ってるんだ。 |
宝島 | そんなトコでまでポイント稼いで・・・くそぅ・・・ |
教授 | ん、お気に召さなかったかな? |
宝島 | 召しましたよ!美味しいですよ!なんかすげぇ悔しい。 |
教授 | アップルパイとかもそうだけど、こういう甘く煮たリンゴってすごい好きなんだ。 |
助教授 | あぁ、いいですねアップルパイ!私も好きですよ。 |
教授 | 焦がさないように弱火で少しずつ水分をとばして。作ってる時もなんか楽しかったよ。 |
助教授 | あ、わかるかも。煮物とか作っててもそうですけど、『あぁ、どんどん美味しくなってく!』って感じしますよね。 |
煮詰めていい感じになってきたリンゴ。
これ、パンとかに乗せても美味しいかも。
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助教授 | あぁダメ、どんどん食べてトークがおろそかになっちゃう。 |
教授 | キミよりはるかにおろそかになってる人がいるがな。 |
助手 | (モグモグ) |
教授 | 食べるのに夢中で話も聞いてないな。 |
助手 | (モグモグ) |
教授 | オンエア中だ、仕事せい加藤! |
助手 | はい、とても爽やかな甘みが口の中いっぱいに広がり、リンゴも柔らかく煮てあるんですがくたくたになり過ぎはせず適度な食感を残しています。とても美味しいです。 |
教授達 | ・・・・・。 |
助手 | なんですか、仕事しましたよ。 |
教授 | ・・・なんか納得いかんがまぁよかろう。 |
助手 | (モグモグ) |
教授 | 隙あらば食べるというそのアグレッシブさはなんだ!? |
助手 | だって美味しいんですもん! |
教授 | そっか、ありがとね! |
宝島 | なんだこのやりとり。助教授もなんか言ってやってくださいよ。 |
助教授 | (モグモグ)ふぁい。 |
宝島 | あんたもか! |
助教授 | だっふぇ、美味ひいから。 |
宝島 | くそ・・・やばい、やばいぞ。めちゃくちゃ高評価だぞ、これ・・・ |
教授 | 今回のレシピでは生クリームを入れてないんだ。砂糖も少し控えめにして、代わりにアイスクリームを入れてある。 |
製作途中。アイスを混ぜ終えたところ。
この時点で美味しそう・・・
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助教授 | へぇ、なるほど。 |
教授 | そうする場合はあっさり系のアイスよりはちょっと濃厚系のアイスがいいかもな。加藤さんも作ってみたら? |
助手 | あ、いいです私は。食べたくなったら教授にねだるので。 |
教授 | いさぎよいな・・・ |
助教授 | 宝島くん、なんか元気なくなってない? |
宝島 | イヤな予感するんですよね・・・今日の判定は、誰が? |
教授 | まぁ私がするわけにはいかんし、浦本助教授に頼もうか。 |
助教授 | はい、もう心は決まってます。 |
宝島 | イヤな予感するんですよね・・・ |
助教授 | 教授の手作り、っていうレア度も考慮して判定しないといけませんよね。 |
宝島 | あぁ、もうそろそろお時間ですが・・・うぅ、聞くのが怖い。 |
助手 | 実は私、甘すぎるお菓子とか酸味の強いフルーツとか苦手なんですけど、これはね・・・どうだったと思います? |
宝島 | 美味しかったんでしょ。 |
助手 | 美味しかったんですよ!よくわかりましたね! |
宝島 | わかりますよあんだけ食べてりゃあ!くそ・・・助教授!そろそろお時間です! |
助教授 | はい。では今日の宝物について評価をくだします。 |
教授 | お願いします。 |
助教授 | 今日の評価は・・・ |